5chアンテナ

【衝撃】『ADHD』と『危険行動を取る人』には共通する遺伝子変異があった

1: ななしさん@発達中 2024/09/30(月) 22:57:59.62 ID:G74d34qb

「ADHD」と「キケン行動を取る人」には共通する遺伝子変異があった!  ADHDの遺伝的素因を持つ人は、キケン行動に走りやすくなる遺伝子も備えているかもしれません。  中国・中南大学はこの…

1: ななしさん@発達中 2024/09/30(月) 22:57:59.62 ID:G74d34qb

「ADHD」と「キケン行動を取る人」には共通する遺伝子変異があった!

 ADHDの遺伝的素因を持つ人は、キケン行動に走りやすくなる遺伝子も備えているかもしれません。

 中国・中南大学はこのほど、「ADHD」あるいは「リスクテイク行動」の性質があると診断された人々を対象に遺伝子調査を実施。

 その結果、両者の間には共通して存在する遺伝子変異が複数あることが判明しました。

 これは「ADHDの人はキケン行動に走りやすく、キケン行動を取る人はADHDになりやすい可能性がある」ことを生物学的に示した成果です。 

(中略)

・「ADHD」と「リスクテイク行動」に共通する遺伝子変異があった!

チームはまず、ADHDと診断された患者およびリスクテイク行動の性質を持つ人々の遺伝子データを集めました。

ADHDに関しては「Psychiatric Genomics Consortium」というデータバンクに登録されている22万5534名(うちADHDと診断されたのは3万8691人)を対象としています。

リスクテイク行動に関しては「Social Science Genetic Association Consortium」というデータバンクに登録されている46万6571人を対象に、ADHDと診断されてはいないが危険行動を取りやすい性質を持つと判断された人々の遺伝子を調べました。

チームが特に焦点を当てたのは「一塩基多型(SNP)」という遺伝子変異についてです。

私たちのDNAは通常、アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)という4種類の塩基の並びで成り立っていますが、SNPではこの塩基の並びが1カ所だけ置き換わっている状態にあります。

例えば、Cであるはずの箇所がTになっているというように。

SNPがあると、正常であるはずの遺伝情報が変更されるため、人とは違う体質になったり、何らかの病気の発症リスクを高めることにつながるのです。

そしてデータ分析の結果、ADHDとリスクテイク行動の両方に共通して存在するSNP(遺伝子変異)が合計で27個見つかりました。

特に「CADM2」と「FOXP2」という2つの遺伝子に共通して見られた遺伝子変異は、ADHDとリスクテイク行動の性質を誘発する上で、非常に重要な要因であることが明らかになっています。

CADM2は衝動性や冒険心といった人格特性と関連づけられる遺伝子です。

CADM2自体は誰もが持っている遺伝子ですが、ここに特定の遺伝子変異が生じるとその働き方や発現量に変化が起こり、衝動性やリスクテイク行動が増加することが知られています。

一方のFOXP2は言語発達や運動制御に関連する遺伝子です。

この遺伝子に特定の変異が生じると、言語能力や運動制御に障害が発生する可能性があります。

これまで、FOXP2の遺伝子変異がリスクテイク行動と関連する事実は知られていませんでしたが、本研究ではADHD患者にFOXP2の遺伝子変異があると、リスクテイク行動の増加につながることが示されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.09.30
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/162045


続きを読む

モバイルバージョンを終了