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タツマキ「サイタマ、抱っこして」サイタマ「ん? ああ、いいぞ」
サイタマ「お前って普段、パンツ穿いてないのか?」タツマキ「おやすみ」
タツマキ「サイタマにもチョコを渡したの?」フブキ「ええ、義理だけど……」
タツマキ「このハゲも一緒に暮らすから」…
1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/24(水) 23:14:40.05 :85wXS3rNO
「ふんっ」
「いや、ふんじゃなくて……」
「ふんっ」
「いや、ふんじゃなくて……」
なんとなく夜寝付けなくて、散歩に出かけようとしたら雨が降っていて、超能力で雨雲を払い除けるとまん丸のお月様がそこに居た。
「お前な、勝手に雨止ませるのはやめとけ」
「なんでよ。雨なんて鬱陶しいだけなんだからいつ止ませようが私の勝手でしょ」
「お前はそれでいいかも知れないけど、雨が好きな奴だって居るかも知れないだろうが」
「うぐっ」
たまたまその現場に居合わせたお月様みたいな頭をしたサイタマの説教に反論するも、正論を返されて、悔し紛れに私は尋ね返した。
「なによ、アンタ雨が好きなわけ?」
「いや、別に。むしろ嫌いだな 」
「じゃあ黙ってなさいよ!?」
つい今しがた納得しかけた自分が許せない。