1: 2020/09/19(土) 20:49:19.26 ID:CAP_USER
ネコと聞けば反射的に「水が苦手」だという印象を抱いてしまう人も多いのではないでしょうか? しかし、ネコ科動物にスナドリネコという漁をするネコがいます。 そんなスナドリネコはネコなのに水かきがあり、その上爪…

ネコと聞けば反射的に「水が苦手」だという印象を抱いてしまう人も多いのではないでしょうか?
しかし、ネコ科動物にスナドリネコという漁をするネコがいます。 そんなスナドリネコはネコなのに水かきがあり、その上爪を引っ込めることができないという面白い特徴を持つ動物です!
そこでここでは、スナドリネコがどういう動物なのかを詳しく解説します。
スナドリネコとは
スナドリネコとは食肉目(ネコ目)ネコ亜目ネコ科ベンガルヤマネコ属に分類される動物です。 ネコとは呼ばれているものの、よくペットにされているイエネコよりよほど大きな体をしています。
スナドリネコの生息場所
スナドリネコは東南アジアの熱帯・亜熱帯地域に点在しています。 主にインドネシアやインド、スリランカ、インドシナ半島、中国南部などに分布しており、アジアを中心に生息しています。
酸性の泥炭が蓄積する湿原である沼沢地の他、マングローブなどにも姿を見せるなど、水が豊富な地域を好む習性を持つ動物です。
ただし近年は、環境汚染や開発、人間の移住で個体数は減っています。 そのことから保護の対象とされるなど希少価値の高い動物でもあります。
スナドリネコはマレーシアやベトナム、パキスタンなどは、近年ほとんどその姿が見られなったことから絶滅危惧種に指定されています。
スナドリネコの大きさや姿
スナドリネコは体長が57cm~86cmほどで、尾長が25cm~33cmほど、体重が5.5kg~10kgほどの大きさとなっています。 地域によって大きさに違いがあります。
主にインドのものは大きいのに対し、インドネシアでは小柄となっています。
体の色は地色が灰褐色で黒褐色の斑点を持つのが特徴です。