1: 2020/08/30(日) 16:16:00.76 ID:AlRrIpmD0
和田洋一@yoichiwファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルのリメーク版リリースに寄せて、任天堂さんとの取引再開につき語ってみました。なお、今後まとまった文章は、note に書くようにしますねーhttps://t.co/…
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルのリメーク版リリースに寄せて、任天堂さんとの取引再開につき語ってみました。
なお、今後まとまった文章は、note に書くようにしますねー
https://t.co/ztG5g8ovo6
任天堂出禁
私が着任した2000年時点でスクウェアはソニーのプレイステーション(以下、PS)以外にタイトルを供給しておらず、任天堂から取引拒否をされている唯一のゲーム開発会社だった。
どのプラットフォームにも供給できる選択肢を持っているのが自然であるし、携帯ゲーム機を製造しているのは任天堂だけだったので、この観点でも取引は必須のはず。ところが、着任時のスクウェア社内では、出入禁止になっている事がシリアスに捉えられていなかった。
解せないながら、2000年内は管理部隊と企業基盤の再建に奔走していたので、それ以上は突っ込まないようにしていた。
2001年初頭、スタンスを変えざるを得ないイベントが起こる。
スクウェアは、社内向け(そのまま社外にも発表したと記憶しているが定かではない)の戦略説明資料に「GBA(任天堂の携帯ゲーム機ゲームボーイアドバンス)へのタイトル供給予定」と記載したのだ。
水面下で関係修復を行っていたのかと安心し、内容を聞いてみたら、先方とは何も話していないし、開発準備もしていないとのこと。「向こうだってファイナルファンタジーは欲しいはずだから、これをきっかけに条件交渉できたりして」
愕然とした。